何かを選ぶことをかたくなに避けようとする自分がいる
人生は選択の連続で、選択を避けること無しに生きていくことはできない。行動すればそれが結果へ結びつく。一秒たりとも選択を迫られないことはない。ただそれでも選択を避けようとする。選択を避けることなどできないのに。
一度取ったはずの選択をわけもなく見直しては不安になり、選択のあらを探しては何とかして訂正しようとする。選択を引き延ばすために暇をつぶし、考えるふりをする。
熱しやすく冷めやすい。目の前の者すら真面目に見ようとはしない。これはまだ選択していない。だから自分には可能性がある。そういいきかせて、何かの可能性をつかんだ記憶はない。
がけっぷちにいるのに、崖に背を向け、背中からだいぶしているかのようだ。
何もみず、何も考えず、ただ身を任せ落ちていくだけ。
選択したつもりがないからやり遂げるもなにも、始まってすらないと思ってる。人生は決定論ではないのに、理知というベールはまるで選択肢など存在しない世界像を映す。
みんなが当たり前に知っている、学問ではないなにかを学ばなければならない。

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