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イメージと言葉

言葉とイメージを行ったり来たり。

言葉の力を信じ、イメージに身をあずける。それが創作の近道かもしれません。

文章を書けるようになりたい!

文章を速く書けるようになりたい、オリジナリティのある面白い文章を自分で浮かぶようになりたい、ということは多くの方が望むところだと思います。

ネットでも調べてみると、文章を書くコツや発想法、取材の極意みたいなことは多く見つかります。あまりにも多すぎて頭がいっぱいになってしまうほどです(笑)

じゃあその中で何が要になっているかなと考えた時、それは言葉とイメージだと思いました。文章を読むとき、書くとき、必ず言葉とイメージが合わさっています。

そういうわけで、今回は執筆のコツを中心に、言葉とイメージをという切り口で、文章について考えていきたいと思います。

統合のされ方。アナログかデジタルか

言葉とイメージの違いや関係ってそもそも何でしょうか。

一つは、アナログかデジタルかということです。言葉とともに想起されるイメージは、思い浮かべる人、時々によって微妙に変化してきますが、それを表す言葉は離散的で他の人と明確に共有できる情報です。

なぜこの違いが起こるのかというと、言葉とイメージでは統合の仕方と複雑度合いが違うからです。言葉は基本的に糸のようなもので、絡み合ってはいても一つ一つはスーッと一次元的につながっているにすぎません。一

一方のイメージはというと、手続き記憶やエピソード記憶、意味記憶、プライミング記憶といったものが、常に入り続けている感覚情報と入り混じって構成されています。言語に比べて複数の方向へ広がりをもっていて、揺らぎのあるものです。

イメージは統合度が高く、統合の仕方も空間的だったり身体的だったりバラエティーに富んでいるため、それ自体で上手く構成されたものを作り上げるのは難しいところがあります。言葉はその多様に広がるイメージを指示し、圧縮することで軽々と異なるイメージを結び付けていくことができます。

逆に、言葉自体はただ並んでいるだけなんですが、そこにイメージが入り込むことでふくらみをもち、様々に重なり合って高い統合性と質を手にすることができるといえます。ついつい言葉だけで考えてしまっていると、同じような内容を繰り返したり、話が行き詰ってしまいがちですが、そういう時はイメージを思い浮かべるとすっと思考が進むことがあります。

なぜ読むなぜ書く

そもそもなぜ読みなぜ書くのでしょうか。

一つは経験、イメージを共有したいとおいうことです。その時その場所での感情や、記憶は少しずつ薄らいでいきます。言葉にすることで機微は失われても、色や音、景色、想いを描写することでその時の世界観や思考の流れは保つことができるでしょう。

もう一つは、読み書くことによって新しいものを見つけ出したい、この先にも繰り返し出てくるような真実を描き出したいということでしょうか。言葉は大きなメタファーです。イメージが特定的で特別で、二度と繰り返すことはない今がずっと続くのが世界ですが、言葉はその離れた今をぎゅっと結びつけることができます。人はな何かしらつながりを求め、そこから驚きを引き出そうとするものです。

トレーニング。

文章力を上げるには、書くしかありませんが、書けないと立ち止まっていては書けませんし、やみくもに書いてもなんだかわけのわからない代物ができます。そこで書けない人でもできるようなトレーニングが求められるでしょう。

一つ目は、まねをすること。具体的には文章を書き写すことです。ね、簡単でしょう?イラストなんかでは写すことがすでに難しいですが文章ならミスしない限り誰にでも模写できます。少しずつ自分なりにアレンジできるようになると、筆が自然と動くようになるのかもしれません。

また、文章を書くときには読むときと別の思考回路を使うことになるので、書くことによって読むだけではわからなかった工夫が見えることがあります。読むだけじゃなく書き写すことが肝心です。

もう一つは文章を評価すること。過去に書いた文章や他の人の文章を書き写しましょう。書いたばかりの文章だと、同じような思考回路で見てしまい、新しい気付きが得られにくいです。こまごまとした発見の積み重ね、出来上がったものに突っ込む作業は文章を書く根本的な要素です。

何がいいか、悪いかという価値観や言い回しのパターン出来上がってくることで躊躇なくすらすらと書けるようになってきます。文章の技法や作風といったものへとつながるトレーニングといえます。

最後に、感情を膨らませること。自分が好きな人や、思い出を懐かしむ気持ち、奇抜なものへの好奇心などなど、そういった感情を大切に、その気持ちを他へつなげていくことです。これが文章を書くモチベーションにもつながりますし、その人らしさや味わい、パワーの源です。イメージでも言葉でも繋がると加速し、力強くなります。

執筆時の注意

なんにでも、抑えどころというものはあって、文章を書く際は大きく分けて3つあります。

一つ目は、素材集めを効率的に行うこと。何を意識して取材するか、どれだけの情報収集をするか、どんな予定で執筆へと導くかを決めておか無ければ、ずるずると執筆時間は伸びていくだけです。速く書けばたくさん書けて、どんどん上達します。拙速は巧遅に如かず。遅ければ遅いほど貴重な時間を失うことに危機感を持ちましょう。

二つ目は、集めた情報をどう整理していくか。マインドマップを書いてみたり、アウトラインを書いてみる、図にして考えるなど、思考を整理する方法を身に着けることで文章を書くプロセスが固まってきます。逆に手順が定まっていないと、書き方から毎度考えることになり大変非効率的といえます。

三つ目は、執筆と推敲を分けて、すらすらと書くこと。文章を写して書くときと考えながら書くときどっちの方が速いでしょうか?ほとんどの人が写すときで、そのスピードは全然違うと思います。考えながら書くというのは基本的に難しいです。なので、前もって構成や大まかな流れをさっと決めておくことや、書いてる最中に書き直しをしないで、速度は上がります。

もちろん、ただの書きっぱなしでは質が上がらないので、推敲を後でちゃんと行いましょう。あまりにも構成に凝ったり、うまくまとめようとしすぎると一つ一つの文章を作る速度は遅くなります。洗練した文章を目指すときは、何度も書いては新しく作り直すというのを繰り返した方がいいでしょう。不作の名作となりがちだからです。

そもそも、文章は異なる言葉を近くに配置するということに本質がある気がします。単語を選んでくっつけて、文を選んでくっつけて、そうして文章は出来上がっていきます。構成よりも、異なる概念が同居することに意義があります。展開にこだわりすぎるのではなく、絶妙な組み合わせを見つけるという軽い気持ちで描いた方が読み手にとっても良いかもしれません。

僕も、推敲は結構いい加減なところがあって、誤字や脱字だったり、詰め込みすぎてしまったりとまあ残念な文章を製造しているのですが(-_-;)結局は楽しくかくのが一番大事ですよね!

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